110‐01 制御| 基本編
サーバーサイドの処理内で取得したデータベースの値や数式の結果などを1つ以上のコマンドで利用する場合、取得した値を変数に格納することができます。変数は設定したサーバーサイドコマンドまたはスケジュールタスクの処理内でのみ有効です。
ここでは変数にローカルフォルダを設定しCSVファイルを指定したパスに出力します。
プロジェクトファイル | B110_variable.fgcp |
変数の作成
ナビゲーションウィンドウのサーバーサイドコマンドから「01_変数を使用」を開き編集します。
「変数の設定」コマンドを追加し変数「FilePath」を定義します。
![](https://learning.forguncy.com/wp-content/uploads/2023/02/キャプチャ-2-1024x694.png)
CSVのエクスポート処理を作成
「CSVインポート/エクスポートコマンド」を追加し顧客マスターテーブルをCSVファイルにエクスポートします。
このとき出力先のパスには変数「FilePath」を使ったパスを設定します。
![](https://learning.forguncy.com/wp-content/uploads/2023/02/10-1024x544.png)
ページからサーバーサイドコマンドを呼び出す
「01_変数を使用」ページ上の「CSV出力」ボタンにサーバーサイドコマンドを呼び出す「サーバーサイドコマンドの呼び出し」コマンドで「01_変数を使用」設定します。
サーバーサイドコマンドが正常に実行されたかを確認するため「リターンコードセル」にページ上のセルを指定します。
![](https://learning.forguncy.com/wp-content/uploads/2022/05/画像3-1.png)
結果を確認
プロジェクトをデバッグ実行し動作を確認します。
「サーバーサイドコマンドの呼び出し」コマンドを設定した「CSV出力」ボタンをクリックします。正常に実行されると、リターンコードセルに指定したセルに「0」が表示され、また、指定したフォルダ「c:\\fgc\export」にCSVファイルが出力されていることを確認できます。
CSVの出力先フォルダ
サーバーサイドの処理でCSVやExcelをエクスポートする場合、出力先のフォルダが実際に存在している必要があります。