110‐01 制御| 基本編
サーバーサイドの処理内で取得したデータベースの値や数式の結果などを1つ以上のコマンドで利用する場合、取得した値を変数に格納することができます。変数は設定したサーバーサイドコマンドまたはスケジュールタスクの処理内でのみ有効です。
ここでは変数にローカルフォルダを設定しCSVファイルを指定したパスに出力します。
プロジェクトファイル | B110_variable.fgcp |
変数の作成
ナビゲーションウィンドウのサーバーサイドコマンドから「01_変数を使用」を開き編集します。
「変数の設定」コマンドを追加し変数「FilePath」を定義します。

CSVのエクスポート処理を作成
「CSVインポート/エクスポートコマンド」を追加し顧客マスターテーブルをCSVファイルにエクスポートします。
このとき出力先のパスには変数「FilePath」を使ったパスを設定します。

ページからサーバーサイドコマンドを呼び出す
「01_変数を使用」ページ上の「CSV出力」ボタンにサーバーサイドコマンドを呼び出す「サーバーサイドコマンドの呼び出し」コマンドで「01_変数を使用」設定します。
サーバーサイドコマンドが正常に実行されたかを確認するため「リターンコードセル」にページ上のセルを指定します。

結果を確認
プロジェクトをデバッグ実行し動作を確認します。
「サーバーサイドコマンドの呼び出し」コマンドを設定した「CSV出力」ボタンをクリックします。正常に実行されると、リターンコードセルに指定したセルに「0」が表示され、また、指定したフォルダ「c:\\fgc\export」にCSVファイルが出力されていることを確認できます。
CSVの出力先フォルダ
サーバーサイドの処理でCSVやExcelをエクスポートする場合、出力先のフォルダが実際に存在している必要があります。フォルダがない場合ファイルは出力されませんので注意が必要です。