サーバーサイド 基本編
サーバーサイドの処理のもう1つの起動方法として、設定したスケジュールに従って自動実行する方法を学びます。
ここではサーバーサイド処理の実行時間をテーブルに書き込む処理を作成しスケジュール実行を行います。
プロジェクトファイル (作成バージョン:8.0.5.0) | B100_web-application_before.fgcp B100_web-application_after.fgcp(実装済みプロジェクトファイル) |
1.プロジェクトを確認する
サンプルプロジェクトを開いてテーブルやページの確認を行います。
手順1-1.テーブルの確認
プロジェクトには3つのテーブルが存在します。
そのうち、実行日時記録テーブルに自動実行された際のログが保存されます。
手順1-2.ページの確認
「02_スケジュール実行」ページを開きます。
ページには実行日時記録テーブルをデータ連結したリストビューが配置してあります。
また、スケジュール実行による結果を確認するためページをリロードするボタンも配置してあります。
2.スケジュールタスクの作成
リボンの「作成」メニューから「スケジュールタスク」を選択します。
[作成]ボタンをクリックしスケジュールタスクを作成します。[全般]タブにスケジュールタスクの名前を登録し、「デバッグ時も実行する」にチェックが入っていることを確認します。 [トリガー]タブにスケジュールを設定します。
スケジュールは毎時3分おきに処理が実行されるように開始時刻と実行間隔を設定します。
3.コマンドの作成
[コマンド]タブにテーブルデータの更新コマンドを追加します。データを書き込むテーブルは実行日時記録テーブルです。
このテーブルの日時フィールドに実行したタイミングの時間を書き込む値として「⁼NOW()」を入力します。
4.デバッグを実行
プロジェクトをデバッグ実行します。
手順4-1.デバッグを実行する
リボンの[ホーム]>[デバッグ]>[開始]ボタン、またはForguncy Builderの左上にある▶ボタンを押下してプロジェクトをデバッグ実行します。
作成したページがブラウザで表示されます。
ページのリロードボタンをクリックすると3分おきに日付が書き込まれていることを確認できます。
Forguncyのコマンドについてもっと知る
Forguncyの開発スタートガイドやオンラインヘルプでは、今回使用したコマンドについてより詳しくご紹介しています。
こちらもぜひご活用ください。
>開発スタートガイド – 業務ロジックを実装する「コマンド」を知る