100‐03 サーバーサイド| 基本編
サーバーサイドコマンドの実行に値を受け渡したい場合に使用するのがパラメーターです。
パラメーターを使用するとサーバーサイドコマンドをクライアントアプリケーションまたは別のサーバーサイドコマンドから起動する際に値を受け渡すことができます。
ここではページ上で入力した値をサーバーサイドコマンドの2つのパラメーターに受け渡し、その値を使って案件テーブルに案件データを追加します。
プロジェクトファイル | B100_web-application_b.fgcp B100_web-application_a.fgcp(実装済みプロジェクトファイル) |
パラメーターの作成
プロジェクトを開き、リボンの「作成」メニューから「サーバーサイドコマンド」を選択し「サーバーサイドコマンドマネージャー」を表示します。
次に「03_パラメーターを渡して起動」を選択し編集します。
「パラメーター」タブを表示しパラメーターを2つ新規作成します。
![](https://learning.forguncy.com/wp-content/uploads/2022/05/画像16.png)
パラメーターの値を使ったコマンド処理の作成
パラメーターの値を使ってテーブルにデータを追加します。
「テーブルデータの更新」コマンドを追加し、案件テーブルにパラメーターで受け取ったデータを追加する処理を作成します。
![](https://learning.forguncy.com/wp-content/uploads/2022/05/画像17.png)
ページからサーバーサイドコマンドを呼び出す
「03_パラメーターを渡して起動」ページを開きます。
「顧客」を選択するコンボボックス、「案件内容」を入力するテキストボックス、案件作成のボタン、「案件テーブル」がデータ連結されたリストビューが配置してあります。
![](https://learning.forguncy.com/wp-content/uploads/2022/05/画像18.png)
「案件作成」ボタンにサーバーサイドコマンドを呼び出す「サーバーサイドコマンドの呼び出し」コマンドを設定します。
サーバーサイドコマンドで「03_パラメーターを渡して起動」を選択し、2つパラメーターに「顧客」を選択するコンボボックス、「案件内容」を入力するテキストボックスのセルを設定します。
![](https://learning.forguncy.com/wp-content/uploads/2022/05/画像19.png)
結果を確認
プロジェクトをデバッグ実行し動作を確認します。
顧客、案件内容をそれぞれ入力し、「サーバーサイドコマンドの呼び出し」コマンドを設定した「案件作成」ボタンをクリックします。
更新ボタンをクリックすると、案件テーブルのデータを表示したリストビューにデータが追加されていることが確認できます。