条件にあったデータを抽出する

110‐02 サーバーサイド| 基本編

サーバーサイドコマンドの呼び出し時に値を受け渡したパラメーター値を条件にしたデータを抽出することができます。
ここでは、ページ上で選択した顧客の情報をパラメーターとしてサーバーサイドコマンドに渡し、その顧客の情報(受注データ)をCSVに出力します。

プロジェクトファイルB110_variable.fgcp

パラメーターの作成

ナビゲーションウィンドウのサーバーサイドコマンドから「02_条件抽出」を開き編集します。
「パラメーター」タブを表示しパラメーター「顧客」を新規作成します。

変数を作成

「コマンド」タブを選択しコマンドを作成します。

「変数の設定」コマンドを追加し先にCSVの出力先とする変数「FilePath」を定義します。

CSVのエクスポート処理を作成

「CSVインポート/エクスポートコマンド」を追加します。
処理の種類を「エクスポート」、対象テーブルを「受注テーブル」とします。
クエリー条件として「顧客ID」にパラメーターの「顧客」を設定します。また、出力先のパスには変数「FilePath」を使ったパスを設定します。

サーバーサイドコマンドの作成を完了します。

ページからサーバーサイドコマンドを呼び出す

「02_条件抽出」ページ上を開きます。ページ上にボタンを配置しサーバーサイドコマンドを呼び出す「サーバーサイドコマンドの呼び出し」コマンドを設定します。

パラメーターの「受注月」には「D2」セルを設定します。また、サーバーサイドコマンドが正常に実行されたかを確認するため「リターンコードセル」にページ上のセルを指定します。

結果を確認

プロジェクトをデバッグ実行し動作を確認します。
顧客をコンボボックスから選択します。「サーバーサイドコマンドの呼び出し」コマンドを設定した「条件抽出」ボタンをクリックします。正常に実行されると、リターンコードセルに指定したセルに「0」が表示され、また、指定したフォルダ「c:\\fgc\export」に指定した顧客の受注データ(CSVファイル)が出力されていることを確認できます。

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