リストビュー間に親子関係を設定する

UI部品 基本編

 

この記事でわかること:
・テーブル間に親子関係を設定する方法
・親リストビューで選んだデータに関連するデータだけを子リストビューに表示させる方法
 (詳細リストビューとして扱う方法)

本記事はForguncy製品サイトで公開しているリストビュー概要資料における、各機能の実装方法を解説したものです。
リストビュー概要資料は下記リンクからご覧いただけます。

>お役立ち資料 – リストビュー概要

プロジェクトファイル
(作成バージョン:(10.0.12.0)
stepup_listview_before.fgcp
stepup_listview_after.fgcp(実装済みプロジェクトファイル)

1.プロジェクトを確認する

今回の演習で使用するプロジェクトの確認をします。

手順1-1.テーブルを確認

プロジェクトには複数のテーブルが内蔵されています。
今回は部署マスタ社員マスタという2つのテーブルを使用します。

手順1-2.ページを確認 

プロジェクトには複数のページが内蔵されています。
そのうち、今回使用するページは「テーブル間の親子関係の設定」ページです。

2.テーブル間の親子関係を設定する

ページ上に2つのリストビューを配置し、親子関連の設定をすることで子にあたるリストビューには親側で選択しているデータに関連するレコードのみを表示させることができます。
Forguncyでは、その設定を「詳細リストビューの設定」で行います。
今回の演習では、部署マスタのデータを表示するリストビューでレコードを選択すると、子リストビューには選択された「部」に属する社員の情報だけが表示されるよう設定します。

手順2-1.詳細リストビューとして設定

ページ上に2つあるリストビューのうち、下に配置してある方を右クリックし、[詳細リストビューとして設定…]をクリックします。
詳細リストビューとして設定ウィンドウが開くので、下記のように設定します。

マスターテーブルと関連付ける詳細テーブル上のフィールド社員マスタ_部
マスターテーブル部署マスタ
マスターテーブル上の参照フィールド部署マスタ_部

これで親子関係の設定は完了です。

4.デバッグを実行する

デバッグを行うには、動作確認したいページを開いた状態でリボンの[ホーム]>[デバッグ実行]ボタン、またはForguncy Builderの左上にある▶ボタンを押下してプロジェクトをデバッグ実行します。

プロジェクトを実行し、親テーブルの「部署マスタ_部」欄で任意のレコードをクリックして部を選択すると子テーブルではそれに一致する部のデータだけが表示されるようになることが確認できます。

ForguncyのUI部品についてもっと知る

Forguncyの開発スタートガイドやオンラインヘルプでは、ユーザーがより使いやすいアプリを作成するのに便利なUI部品についてより詳しくご紹介しています。
こちらもぜひご活用ください。

>開発スタートガイド – Forguncyで機能的なUIを作成する

>Forguncyヘルプ – Forguncyの仕様と制限

>Forguncyヘルプ – リストビュー

>お役立ち資料 – リストビュー概要

>ノーコードWebアプリ開発ツール「Forguncy」

ノーコードWebアプリ開発ツール「Forguncy」

Forguncy(フォーガンシー)は複数のシステムと直接接続して参照・更新が行えるデータ管理機能と、Excel感覚でレイアウトができる画面デザイン機能を備えたノーコードWeb開発&運用プラットフォームです。基幹システムでは対応できず、仕方なくExcelやAccessで管理していた業務のサブシステム化を強力に支援します。

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