100‐01 起動| 基本編
サーバーサイドの処理の起動方法には、Webアプリケーションからオンデマンドで呼び出す方法とスケジュールを設定し自動実行する2つの方法があります。
ここではForguncyで作成したWebアプリケーションからオンデマンドで処理を起動する方法を学びます。
処理が含まれないリターンコードのみを返すサーバーサイドコマンドを作成しアプリケーション上のコマンドから呼び出します。
プロジェクトファイル | B100_web-application_b.fgcp B100_web-application_a.fgcp(実装済みプロジェクトファイル) |
サーバーサイドコマンドの作成
プロジェクトファイルを開き、リボンの「作成」メニューから「サーバーサイドコマンド」を選択し「サーバーサイドコマンドマネージャー」を表示します。

「作成」ボタンをクリックしサーバーサイドコマンドを作成します。

ページからサーバーサイドコマンドを呼び出す
「01_アプリから起動」ページを開きます。
「サーバーサイドコマンドの起動」ボタンを選択し「サーバーサイドコマンドの呼び出し」コマンドを設定します。
サーバーサイドコマンドが正常に実行されたかを確認するため「リターンコードセル」にR1セルを指定します。

結果を確認
プロジェクトをデバッグ実行し動作を確認します。
「サーバーサイドコマンドの起動」ボタンをクリックします。
正常に実行されると、リターンコードセルに指定したセルに「0」が表示されます。

リターンコードで返される値
サーバーサイドコマンドが正常に完了するとリターンコードの値は「0」が返ります。リターンコードの種類は以下の通りです。
リターンコード | 説明 |
0 | 正常に完了 |
401 | 権限不足により失敗 |
500 | 例外発生により失敗 |
処理結果に応じて任意のリターンコードを返したい場合は「リターン(コマンドの終了)」コマンドを使用します。